FAQ番号:202308WAL281
対象製品:WISE Alert
バージョン:共通
作成日付:2023/08/23
質問:
リンク共有(SharePoint/OneDrive)では以下の2種類の本文挿入メッセージを設定しますが
・本文挿入メッセージ設定(リンクURLが1つの時)
・本文挿入メッセージ設定(リンクURLが2つの時)
どのような基準でどちらのメッセージが送信されますか。
また、挿入メッセージをデフォルトから変更する場合に注意点があれば教えてください。
回答:
どちらの本文挿入メッセージが送信されるかは、メールの宛先に「ゲストではない組織外アカウント」が含まれるかどうかで決まります。
| メールの宛先の構成 | 使用される本文挿入メッセージ設定 |
|---|---|
| 組織内ユーザーのみ | 本文挿入メッセージ設定(リンクURLが1つの時) |
| ゲストユーザーのみ | 本文挿入メッセージ設定(リンクURLが1つの時) |
| 組織内+ゲストの組み合わせ | 本文挿入メッセージ設定(リンクURLが1つの時) |
| ゲストではない組織外アカウントが1件でも含まれる | 本文挿入メッセージ設定(リンクURLが2つの時) |
※メールの宛先が組織内・ゲスト・組織外のいずれであるかは SharePoint / OneDrive 側で判定され、URLの生成もSharePoint / OneDrive 側で行われます。
なお、生成されるリンクには以下の役割があります。
・URL1(「共有リンクを開く」):組織内ユーザーおよびゲストユーザーがアクセスするためのリンク
・URL2(「上記リンクで開けない場合はこちら」):ゲスト登録されていない組織外ユーザーがアクセスするためのリンク
メールの宛先が組織内ユーザーまたはゲストユーザーのみであれば、URL2は生成されません。
メールの宛先に1件でも組織外ユーザーが含まれれば、URL1とURL2の両方が生成されます。
■B2B方式における「初回は2つの時が使われるが、次回は1つの時が使われる」理由
2026年以降、Microsoft側で OTP(ワンタイムパスコード)方式の共有が廃止され、B2B方式に移行しています。
B2B方式では、ゲストではない外部宛先は初回アクセス時に共有元 M365 テナントへ「ゲストユーザー」として追加されるため、以下のような挙動となる可能性がありますが、これは想定される挙動です。
・初回共有時(ゲスト未登録)
Aさんは「ゲストではない組織外アカウント」に該当します。
そのため URL1 と URL2 が生成され、「本文挿入メッセージ(リンクURLが2つの時)」の内容が送信されます。
・2回目以降(ゲスト登録済み)
Aさんは「ゲストユーザー」に分類されます。
そのため URL1 のみが生成され、「本文挿入メッセージ(リンクURLが1つの時)」の内容が送信されます。
つまり、初回共有時だけ「リンクURLが2つの時」が使われ、次回以降は「リンクURLが1つの時」が使用されます。
■注意点:挿入メッセージをデフォルトから変更する場合の、変数($URL1/$URL2)の扱いについて
本文挿入メッセージ設定には、それぞれ以下の変数が設定されている前提です。
・本文挿入メッセージ設定(リンクURLが1つの時)
$URL1(URL1が挿入される変数)
・本文挿入メッセージ設定(リンクURLが2つの時)
$URL1(URL1が挿入される変数)と$URL2(URL2が挿入される変数)の両方
それぞれ、前提の変数が存在しない場合、メッセージ内にリンクが挿入されない等の事象が発生します。
そのため、各本文挿入メッセージ設定をデフォルトから変更する場合は、それぞれ前提となる変数は含めておくように注意してください。
デフォルトの本文挿入メッセージ設定には、前提となる変数がそれぞれ含まれています。