FAQ番号:202010WAL201
製品:WISE Alert
バージョン:共通
作成日付:2020/10/16
質問:
添付ファイル暗号化機能を使用した場合、添付ファイル付き本体メールより先にパスワード通知メールが着信する場合があります。
必ずパスワード通知メールが添付ファイル付き本体メールより後に着信するように、WISE Alert側で設定できますか。
回答:
●V4.0以降
V4.0以降ではパスワード通知メールの送信待ち時間が本体のメールよりも自動的に1分後に送信されるように設定されるようになりました。
・「送信待ち時間 XX分」に設定している場合:
パスワード通知メールは「送信待ち時間 XX分+1分」後に送信される
・「直ちに送信」に設定にしている場合:
パスワード通知メールは「1分」後に送信される
●V3.11以前
V3.11以前のWISE Alert側ではそのような設定はありません。
運用側での調整、Outlook側の設定となりますが下記などの実施を検討してください。
■方法1:本体メールのみ即時送信を実行する(WISE Alertの送信待ち時間を設定している前提)
添付ファイル暗号化を実行し、添付ファイル付き本体メールが送信トレイに格納されたら即時送信を実行して配送する。その後にパスワード通知メールの送信をおこなう(こちらは即時送信を実行しない)。
■方法2:パスワード通知メールのみ配信タイミング機能で配送時刻を遅らせる
パスワード通知メールのみ、Outlookの配信タイミング機能を利用して添付ファイル付き本体メールより配送時刻を明示的に遅くする。
例)WISE Alertで送信待ち時間「3分」を設定している場合
17:00に添付ファイル付き本体メールを通常に送信すると、17:03頃に配送されるため、パスワード通知メールのみ配信タイミング機能を利用して「17:06」を配信日時に指定して送信する。
※Outlookの配信タイミング機能は下記の方法で設定可能です。
Outlookメール編集画面[オプション]-[配信タイミング]「指定日時以降に配信」チェックをONにして、指定配信日時を設定してメールを送信してください。