FAQ番号:202110WAL251
製品:WISE Alert
バージョン:共通
作成日付:2021/10/15
質問:
休暇中などの不在時に自動応答のメッセージを送信したいです。
Outlookの仕分けルールの「メッセージを受信したときXXXを使って返信する」を設定したところ、送信時に送信Alert画面が表示されるため、不在時の自動応答ができません。
対処方法を教えてください。
回答:
はじめに、仕分けルール("メッセージを受信したときXXXを使って返信する")による返信時、Alert表示条件に合致したメールについて送信Alert画面が表示されることはOutlookの仕分けルールによる送信時の仕様に基づく現行の挙動となります。
つきましては下記の回避方法を実施することをご検討ください。
<回避方法>
1)WISE Alert側の設定を調整して、自動返信されうるメールがAlert対象外となるようにする
- 送信Alert表示条件「設定条件に一致したときのみ表示」ONでその配下の各条件のチェックボックスをすべてOFFにすると、送信Alert画面は一切表示されなくなります。(強制Alertリストに登録されている宛先に送信時は除きます。)
例えば、休暇時のみ自動返信が必要であれば休暇時のみそういった設定をWISE Alert側で行うなどが考えられます。
- V3.5以降のバージョンとなりますが、「Alert除外リスト」というホワイトリスト機能があります。登録しておいた"宛先"に対してのみ送信時は、たとえAlert条件に合致しても、送信Alert画面が表示されません。
自動返信されうる宛先を設定することが可能であれば、WISEAlertの送信Alert表示条件は変更せずとも自動返信時のAlert表示を回避できます。
なお除外する条件として設定できるのは「宛先」のみであり他の条件でのAlert除外はできません。
2)仕分けルールではなく、Outlookの「自動応答」を使って返信する
Outlook側の機能のため参考までですが、弊社環境で確認した限り、「自動応答」を設定した場合は、Alert表示条件に合致した場合であっても送信Alert画面が表示されず、返信先に応答メールが届くことを確認しています。
Outlookによっては「自動応答」機能が利用できない場合もあります。