FAQ番号:202002WAL164
製品:WISE Alert
バージョン:共通
作成日付:2020/02/14
質問:
エンタープライズ版の管理者ガイドに記載されている「/norestart」(インストール中のOSの再起動抑止)オプションについてサイレントモードの引数なしで下記の通り指定したところ、「Error reading setup initialization file」等のエラーが表示されてインストールが実行できません。
SetupWISEAlertEnterpriseXXX.exe /norestart
回答:
norestartオプションのみを「/norestart」で指定することは想定されていません。
norestartオプションは、"サイレントインストール時に起こり得るOS再起動抑止を目的としており、サイレントインストールでなければ指定が不要なためです。
あくまで、サイレントインストールオプションと合わせて指定した場合の記述が、管理者ガイド記載の下記となります。
SetupWISEAlertEnterpriseXXX.exe /S /V"/QN /norestart"
もしくは下記でも同じ意味になります。
SetupWISEAlertEnterpriseXXX.exe /S /V/QN /v/norestart
引数の仕様、指定例は下記をご参照ください。
■オプション種類
- /S /V/QN : サイレントモード
- /v/norestart : サイレントモード時の OS 再起動抑止
- /vUK=1 : アンインストール禁止 ※Enterprise 版のみ
- /vUP=1 : アップグレードのみ実行
- /vAO=1 : Outlook 起動中はインストール中止
- /vBI=1 : インストーラーと同場所の ini は配布しないアップグレード
- /vLOG=<ログファイル名> : インストールログファイル出力
- /l"<言語コード>" : 主に初回インストール時の インストール言語指定
- /vLANG=<引数値> : 主に初回インストール時の WISE Alert 表示言語指定
- vLIC=<ライセンスキー> : インストールと同時にライセンスキー登録 ※Standard版
- /vBIT=<ビット数> : インストールするモジュールの bit 指定 ※障害時用
- /vINTERVAL=<実行間隔> : アドイン監視プログラム実行間隔/または無効化
■オプション仕様/v(または/V)で指定した値は、インストーラーから展開したMSIファイルの実行の際に引き渡す引数です。
下記は同じ意味になります。
- /V引数1 /V引数2 /V引数3 ←1つずつ指定する
- /V"引数1 引数2 引数3" ←ダブルクォーテーションで囲う
■オプション指定例
例1)サイレントモード・OS再起動抑止・アンインストール禁止
SetupWISEAlertEnterpriseXXX.exe /S /V"/QN UK=1 /norestart"
または
SetupWISEAlertEnterpriseXXX.exe /S /V/QN /vUK=1 /v/norestart
例2)アップグレードのみ実行・Outlook起動中は中止・インストールログ「install.log」をC:\下に出力
SetupWISEAlertXXX.exe /vUP=1 /vAO=1 /vLOG=C:\install.log
または
SetupWISEAlertXXX.exe /v"UP=1 AO=1 LOG=C:\install.log" SetupWISEAlertXXX.exe /v"UP=1 AO=1 LOG=C:\install.log"