FAQ番号:201911WAL155
製品:WISE Alert
バージョン:共通
作成日付:2019/11/15
質問:
特定環境のみで、特定の内部宛先が外部と判定されることがあります。
他の環境では同じ宛先が正常に内部と判定されます。
考えられる原因、対象方法があれば教えてください。
回答:
Outlookのオートコンプリート(宛先の自動補完)機能を使用している場合に、オートコンプリートリストの削除により同様の事象が解消されたとの報告があります。
オートコンプリートリスト機能を使用しているかは下記で確認可能です。
■Outlook[ファイル]-[オプション]-[メール]の「メッセージの送信」欄"[宛先],[CC],[BCC]に入力するときにオートコンプリートのリストを使用して名前の候補を表示する"
オートコンプリートリスト機能がONの場合は、下記の方法でオートコンプリートリストを削除して事象が解消するか試しください。
■Outlook[ファイル]-[オプション]-[メール]の「メッセージの送信」欄「オートコンプリートのリストを空にする」ボタン押下
※注意:ただし上記を実行した場合、今までのオートコンプリートリストの登録情報が一旦全て削除されるため、実行直後はOutlookのメール編集画面で宛先に文字列を入力しても、今まで自動的に出ていた全ての宛先の候補が表示されなくなるので注意してください。
オートコンプリート機能自体をONに設定したままであれば、一度入力されたアドレスが随時オートコンプリートリストに登録され、宛先候補として表示されるようになります。
上記の実施により事象が解消した場合は、下記が原因と考えられます。
原因:Outlook側のオートコンプリートのリストの破損 (意図しないデータで上書きされた等)