対象製品:WISE Alert
バージョン:共通
作成日付:2026/06/11
質問:
リンク共有(SharePoint/OneDrive)時に、以下のエラーが表示されメール送信に失敗します。
「フォルダの共有に失敗しました。Status Code 400」
すべての外部宛先で発生するわけではなく、特定の外部宛先(グループアドレスと思われる宛先)を含む場合に発生します。
考えられる原因と対処方法を教えてください。
回答:
1)2026/3/31以降に「管理者の同意」手順を未実施の場合
以下のFAQに記載している「管理者の同意」手順を実施していない場合、実施することで解消される可能性があります。
・2026年5月頃から、外部あてのリンク共有が「Status Code 400」で失敗するようになった
2)「管理者の同意」手順を実施済みで必要権限も表示されている場合
上記1)の「管理者の同意」を実施済みであり、同手順内の「5.下記権限が全て表示されていることを確認。」で必要な権限が全て表示されるにも関わらず発生している場合、該当の外部宛先が「グループアドレス」である可能性があります。
※グループアドレスの例:
・Exchange Onlineの「配布リスト」
・Exchange Onlineの「M365グループ」
・Exchange Onlineの「メールが有効なセキュリティグループ」
・POP/IMAPで運用しているメールボックスを持たないメーリングリスト
これらの宛先はOneDrive/SharePointの仕様上、ゲストとして登録できないため、リンク共有が失敗します。
グループアドレスではなく、メールボックスを所有する個人宛先を指定してリンク共有を行ってください。
背景:
「Microsoft Entra B2B コラボレーション」(以降「B2B」)が有効なM365テナントのアカウントでリンク共有(OneDrive/SharePoint)を連携設定している場合、その宛先がテナントにゲストとして自動登録されたうえでリンク共有が行われます。
しかし、ゲストとして登録できるのは「ユーザー」だけであり、グループアドレスはゲスト登録することができません。
そのため、WISE Alertを経由しない場合もリンク共有時に以下のようなエラーが発生します。
「B2Bコラボレーション設定を正しく構成し、最初に"https://aka.ms/b2b-troubleshoot"でトラブルシューティングを行ってください。
Entra B2Bからのエラー:At least one invitation failed.
Error:ResponseStatusNotOK, message:Group email address is not supported.」
これはMicrosoft社の仕様による制限であるため、WISE Alert側で回避することはできません。
補足情報:
・連携設定中のアカウントと同M365テナントに存在する「配布リスト」「M365グループ」「メールが有効なセキュリティグループ」については、
リンク共有時にグループアドレスを展開する画面をWISE Alertが表示します。
この画面で展開を行うことで、グループアドレスに含まれる個人のメンバー宛にリンク共有が可能です。
・Exchange Onlineの「共有メールボックス」は、従来よりリンク共有先としてMicrosoft社が保障していません。
異なるM365テナントのものでもリンク共有に成功する場合がありますが、共有メールボックスは基本的にパスワードを持たないため、受信者側がアクセス時に表示されるMSサインイン画面でパスワードを入力することができず、結果的にアクセスが行えません。
同じM365テナントの共有メールボックスについても同様に、 共有に失敗するか、成功しても結果的にアクセスできないことを確認しています。
参考:
Microsoft Learn:B2B コラボレーション ユーザーの追加
「グループのメール アドレスはサポートされていません。個人のメール アドレスを入力してください。」
https://learn.microsoft.com/ja-jp/entra/external-id/add-users-administrator