FAQ番号:201802WAL84
製品:WISE Alert
バージョン:共通
作成日付:2018/02/13
質問:
WISE Alertアドインが無効化された場合に考え得る対処法をまとめて教えて下さい。
回答:
過去のFAQに掲載されている対処法も含めて方法①~⑦をご案内します。
■方法①
1) Outlook の画面上部に[アドインの問題]という情報が表示されている場合
- [アドインの問題]の右にある[無効になったアドインの表示]ボタンを押下します。
- [無効になったアドイン]画面が表示されますので、WISE Alert を選択し、[このアドインを常に有効にする]ボタンを押下して下さい。
2) Outlook の[ファイル]を押下すると表示される[アカウント情報]画面に、[無効になったアドインの表示]が表示されている場合
- [無効になったアドインの表示]にある[アドインの管理]ボタンを押下します。
- [無効になったアドイン]画面が表示されますので、WISE Alert を選択し、[このアドインを常に有効にする]ボタンを押下して下さい。
3) Outlook の[ファイル]-[オプション]-[アドイン]にて、[無効なアプリケーションアドイン]に WISE Alert が表示されている場合
- [アドイン]の[管理]ボックスから[使用できないアイテム]を選択し、[設定]ボタンを押下します。
- [使用できないアイテム]に WISE Alert が表示されている場合はWISE Alert を選択し、[有効にする]ボタンを押下して下さい。
4) Outlook の[ファイル]-[オプション]-[アドイン]にて、[アクティブでないアプリケーションアドイン]に WISE Alert が表示されている場合
- [アドイン]の[管理]ボックスから[COM アドイン]を選択し、[設定]ボタンを押下します。
- [使用できるアドイン]に WISE Alert が表示されている場合はWISE Alert にチェックして[OK]ボタンを押下して下さい。
- Outlookを再起動して下さい。
5) Outlook の[ファイル]-[オプション]-[アドイン]にて、[アクティブでないアプリケーションアドイン]に WISE Alert が表示されており、且つ"場所"の部分が空白の場合。
※場所の部分が空でない場合も、ここまでの内容に該当していない場合は以下の手順を試してください。
<手順その1>
- Outlookを管理者権限で起動する。(右クリック-「管理者として実行」)
- メニュー[ツール][セキュリティセンター][アドイン]を開く。
- 「管理:COM アドイン」を選択し、「設定」をクリックする。
- 「追加」をクリックする。
- WISE Alertのインストールフォルダに移動して"WISEAlert.dll"を選択して下さい。※インストールフォルダはデフォルトでは下記となります。
OSが32bit版の場合、"C:\Program Files\WISE Alert"
OSが64bit版の場合、"C:\Program Files(x86)\WISE Alert"
上記の手順を実施した際に「'C:\Program Files(x86)\WISE Alert\WISEAlert.dll'は有効なOfficeアドインではありません。」といったエラーが表示された場合は、何らかの理由でOutlookのbit数と異なるWISE Alertがインストールされている可能性があります。WISE AlertがV2.7以上であれば下記を実施して下さい。
<手順その2>
- WISE Alertをいったんアンインストールする。
- コマンドプロンプトより、Outlookが32bitの場合は「/vBIT=32」、Outlookが64bitの場合は「/vBIT=64」の引数を指定して再度セットアップを実行して下さい。
コマンド例)Outlookが32bitの場合
SetupWISEAlertXXXX.exe /vBIT=32
■方法② 管理者として"方法①"を実行
- Outlook を一旦終了します
- Outlookのアイコンを右クリックして"管理者として実行"をクリックします
- 方法①の1)~4)で該当するケースを再度実施
- Outlookを一旦終了します
- Outlookを通常通り起動します
■方法③ WISE Alertの修復インストール、再インストール
<修復インストール>
- Outlook を一旦終了します
- WISE Alertをアンインストールせずに、インストールを開始して下さい。
- インストール中の「プログラムの保守」画面で、"修復"を選択してインストールを完了させて下さい。
- Outlookを起動します
<再インストール>
- Outlook を一旦終了します
- WISE Alertを一旦アンインストール後、再度インストールして下さい。
- Outlookを起動します
※重要※ 以下にご案内する方法はレジストリの変更となります、操作には十分お気を付け下さい。念のため、レジストリをバックアップしておく事を推奨致します。
参考:Windowsでレジストリをバックアップおよび復元する方法
http://support.microsoft.com/kb/322756/ja
■方法④
- Outlookを終了します。
- レジストリエディタ(regedit.exe)を起動して下さい。(Windowsの検索メニューで"regedit"と入力してEnterを押して下さい。)
- 次のキーの場所を開いて下さい。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Office\Outlook\Addins\WISEAlert.OutlookAddin LoadBehavior
・WISEAlert.OutlookAddinの下にLoadbehaviorのエントリが存在するか確認して下さい。
・存在する場合は、Loadbehaviorをダブルクリックして、"値のデータ"に入っている数字を確認して下さい。
→値のデータが「3」以外の数字(例えば1や2)となっている場合は、「3」に書き換えて下さい。値のデータが「3」となっている場合は、再度手動で3と入力して[OK]して下さい。
・LoadBehaviorが存在しない場合またはその上位キーも途中から存在していない場合は 下記の通り追加してください。
①上位キーを「右クリック」⇒「新規」⇒「キー」とクリック「WISEAlert.OutlookAddin」までの存在していないキーを 追加してください。
例)HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Office までしかキーが存在しない場合
「Office」を「右クリック」⇒「新規」⇒「キー」とクリックして「Outlook」を追加、「Outlook」を「右クリック」⇒「新規」⇒「キー」とクリックして「Addins」を追加 「Addins」を「右クリック」⇒「新規」⇒「キー」とクリックして「WISEAlert.OutlookAddin」を追加
②「WISEAlert.OutlookAddin」を「右クリック」⇒「新規」⇒「DWORD(32bit)値」とクリックして「LoadBehavior」を追加してください。
③「LoadBehavior」をダブルクリックして、"値のデータ"に「3」と入力して [OK]を押下して下さい。
4. 同様に、次のキーを開いて下さい。
HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\Outlook\Addins\WISEAlert.OutlookAddin LoadBehavior
・WISEAlert.OutlookAddinの下にLoadbehaviorのエントリが存在するか確認して下さい。
・存在する場合は、Loadbehaviorをダブルクリックして、"値のデータ"に入っている数字を確認して下さい。
→値のデータが「3」以外の数字(例えば1や2)となっている場合は、「3」に書き換えて下さい。値のデータが「3」となっている場合は、再度手動で3と入力して[OK]して下さい。
レジストリエディタを終了して下さい。
・Loadbehaviorが存在しない場合またはその上位キーも途中から存在していない場合は 下記の通り追加してください。
①上位キーを「右クリック」⇒「新規」⇒「キー」とクリックして「WISEAlert.OutlookAddin」までの存在していないキーを追加してください。
例)HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office までしかキーが存在しない場合
「Office」を「右クリック」⇒「新規」⇒「キー」とクリックして「Outlook」を追加、「Outlook」を「右クリック」⇒「新規」⇒「キー」とクリックして「Addins」を追加 「Addins」を「右クリック」⇒「新規」⇒「キー」とクリックして「WISEAlert.OutlookAddin」を追加
②「WISEAlert.OutlookAddin」を「右クリック」⇒「新規」⇒「DWORD(32bit)値」とクリックして「Loadbehavior」を追加してください。
③「LoadBehavior」をダブルクリックして、"値のデータ"に「3」と入力して[OK]を押下して下さい。
レジストリエディタを終了して下さい。
5. Outlookを起動して下さい。
■方法⑤
- Outlookを終了します。
- レジストリエディタ(regedit.exe)を起動し、次のキーを開いて下さい。
<Outlook2010の場合>
HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\14.0\Outlook\Resiliency\ DisabledItems HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\14.0\Outlook\Resiliency\CrashingAddinList
<Outlook2013の場合>
HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\15.0\Outlook\Resiliency\ DisabledItems HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\15.0\Outlook\Resiliency\CrashingAddinList
<Outlook2016の場合>
HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\16.0\Outlook\Resiliency\ DisabledItems HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\16.0\Outlook\Resiliency\CrashingAddinList
"DisableItems"や"CrashingAddinList"が存在する場合は、"DisableItems"や"CrashingAddinList"ごと削除するか、もしくはWISE Alertのレジストリが存在する場合はそれのみを削除して下さい。
3. 同様に、次のキーを開いて下さい。
<Outlook2010の場合>
HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Office\14.0\Outlook\Resiliency \DisabledItems HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Office\14.0\Outlook\Resiliency\CrashingAddinList
<Outlook2013の場合>
HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Office\15.0\Outlook\Resiliency \DisabledItems HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Office\15.0\Outlook\Resiliency\CrashingAddinList
<Outlook2016の場合>
HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Office\16.0\Outlook\Resiliency \DisabledItems HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Office\16.0\Outlook\Resiliency\CrashingAddinList
"DisableItems"や"CrashingAddinList"が存在する場合は、"DisableItems"や"CrashingAddinList"ごと削除するか、もしくはWISE Alertのレジストリが存在する場合はそれのみを削除して下さい。
レジストリエディタを終了して下さい。
4. Outlookを起動して下さい。
■方法⑥
- Outlookを終了します。
- レジストリエディタ(regedit.exe)を起動し、次のキーを開いて下さい。
<Outlook2010の場合>
HKEY_CURRENT_USER\Software\Policies\Microsoft\Office\14.0\Outlook\ Resiliency\AddinList
<Outlook2013の場合>
HKEY_CURRENT_USER\Software\Policies\Microsoft\Office\15.0\Outlook\ Resiliency\AddinList
<Outlook2016の場合>
HKEY_CURRENT_USER\Software\Policies\Microsoft\Office\16.0\Outlook\ Resiliency\AddinList
AddinListの下に「WISEAlert.OutlookAddin」が存在しないまたはその上位キーも途中から存在していない場合は下記の通り追加して下さい。
①上位キーを「右クリック」⇒「新規」⇒「キー」とクリックして「WISEAlert.OutlookAddin」までの存在していないキーを追加してください。
例)HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\16.0\Outlook\までしかキーが存在しない場合
「Outlook」を「右クリック」⇒「新規」⇒「キー」とクリックして「Resiliency」を追加 「Resiliency」を「右クリック」⇒「新規」⇒「キー」とクリックして「AddinList」を追加
②レジストリエディタの[編集]タブ-[新規]-[文字列値]から「WISEAlert.OutlookAddin」という名前の値を作成して下さい。
(値の種類はREG_SZとなります。)③作成された「WISEAlert.OutlookAddin」をダブルクリック頂き、"値のデータ"に「1」と入力して[OK]を押下して下さい。
※既に値が存在し、且つ値のデータが「1」となっている場合は何も変更せず終了して下さい。
レジストリエディタを終了して下さい。
3. Outlookを起動して下さい。
■方法⑦
※Outlook2010では実施頂けない方法となります。
※WISE AlertのバージョンがV2.7以降であることが前提の内容です。
- Outlookを終了します。
- レジストリエディタ(regedit.exe)を起動し、次のキーを開いて下さい。
<Outlook2013の場合>
\HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\15.0\Outlook\Resiliency \DoNotDisableAddinList
<Outlook2016の場合>
\HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\16.0\Outlook\Resiliency \DoNotDisableAddinList
DoNotDisableAddinListの下に「WISEAlert.OutlookAddin」が存在しない場合は下記を実施して下さい。(自動で追加されます。)①WISE Alertインストールフォルダ(デフォルトC:\Program Files\WISE Alert)に移動して下さい。
②"walregsetup.exe"をダブルクリックして下さい。
3. Outlookを起動して下さい。
以上