性能指標によるアドイン無効化が発生しないレジストリ値の変更点について – AIRサポートセンター

FAQ番号：201703WAL62
製品：WISE Alert
バージョン：2.6.0
作成日付：2017/03/17

質問：

v2.5以降、アドイン無効化を防ぐレジストリ値が実装されたそうですが、v2.6を新規インストールした状態でOutlookを起動すると、アドインが無効化してしまいました。

対処法を教えて下さい。

回答：

v2.5にて下記2点の不具合が見つかりました。

・WISE Alertのインストール後に作成したユーザーに対してはWISE Alertの無効化を防ぐためのレジストリが追加されない

・標準ユーザーでログインした状態で別の管理者の権限でWISE Alertをインストールした場合にWISE Alertの無効化を防ぐためのレジストリが標準ユーザーに追加されない

上記の不具合修正に伴い、性能指標が原因でWISE Alertが無効化することを防ぐために追加されるレジストリが以下のように変更になりました。

■WISE Alert v2.5

HKEY_CURRENT_USER\Software\Policies\Microsoft\Office\x.0\Outlook\Resiliency\AddinList
値の名前: WISEAlert.OutlookAddin
値の種類: REG_SZ
値のデータ: 1

※上記のレジストリはWISE Alertのインストール時に追加されます

※x.0の部分はOutlook2013の場合は15.0, Outlook2016以降の場合は16.0となります

■WISE Alert v2.6

HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\x.0\Outlook\Resiliency\DoNotDisableAddinList
値の名前: WISEAlert.OutlookAddin
値の種類: REG_DWORD
値のデータ: 0x00000001

※上記のレジストリはOutlookの起動時(WISE Alertのロード時)に追加されます

※x.0の部分はOutlook2013の場合は15.0, Outlook2016の場合は16.0となります

両バージョンの挙動の違いは、v2.6で追加されるDoNotDisableAddinListのレジストリはWISE Alertのロード時に追加される仕組みのため、既にWISE Alertが無効になっていてWISE Alertがロードされない状態になっている場合には追加されない点にあります。

上記はv2.6での仕様になりますので、WISE Alertが既に無効になっている場合にもレジストリを追加することをご要望される場合には、グループポリシーを使用したAddinListのレジストリを追加する方法をご検討下さい。

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