FAQ番号:201802WAL85
製品:WISE Alert
バージョン:共通
作成日付:2018/02/09
質問:
WISE AlertをV2.5からV2.7にアップグレード後、Outlook初回起動時にアドインが無効化される場合がありました。なぜですか。
回答:
本件は新規インストール時またはV2.5からV2.6以降にアップグレード時の制限事項です。
■V2.5とV2.6以降で、無効化への対処法に変更があります。
そのため、V2.5からV2.7へのアップグレード時に対処法の切り替えが発生し、一時的に一部の無効化から守られない状態となることで、無効化の可能性が高くなっています。
- V2.5がインストールされた状態
無効化への対処法がなされている。
Outlookの起動時間にWISE Alertが影響を与えても勝手に無効化されない。
- V2.7へのアップグレードを実行する
V2.5での無効化への対処方法が解除される=一時的に無効化から守られていない状態になる。
- アップグレード完了後の初回Outlook起動時
Outlook起動"完了時"に、新しい無効化への対処方法が設定完了する。
そのため、この"起動中"に起動遅延などが発生した場合、その無効化が抑止できない。
<事前の回避方法> ※V2.7以降で実行が可能な方法です。
アップグレード後、且つOutlook初回起動前に、下記を実行することで一部の無効化(Outlookの起動を遅らせた事による無効化など)は回避可能です。
- WISE Alertインストールフォルダを開く。デフォルトではC:\Program Files\WISE Alert です。
- 「walregsetup.exe」ファイルをダブルクリックする。
※walregsetup.exeをダブルクリックすることで、レジストリにWISE Alert情報が登録されます。
この後Outlookを起動頂くことで、初回起動時であっても一部の無効化を防げます。
なお、V2.6からそれ以降のバージョンにアップグレード時には本事象は発生しません。